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1466 Episode One Thousand Four Hundred Sixty Four: The qualities of Gaius

    「どうだい?エルはいたのかい?」


    しけた顔をして部屋に入ってきたガイウスに対し、カルラがからかうように言った。


    するとガイウスは、顔をしかめて言ったのだった。


    「いないよ。ていうか姿が変わっているんだったら、わかるわけないよ」


    ガイウスの言い分に対し、カルラが苦笑気味に言った。


    「だからわたしは、はじめからそう言っているだろう?」


    「そうだけどさあ、つい勢い余って探しにいっちゃったんだよねぇ~」


    「ふむ、だがそれで気が済んだのなら、まあいいさ」


    するとそこでガイウスが、グレンのことを思い出した。


    「あ~そういえば、さっきグレンが言ってたんだけど、棺の点滅が早くなっているらしいよ?」


    カルラは片眉を跳ね上げた。


    「ほう……ではいよいよということかな?」


    ガイウスは肩をすくめた。


    「かもしれないし、そうでないかもしれない。こればっかりはわからないよ」


    「そうだな。だが色々と変化をしているということは、復活の可能性が高いだろう。備えて置くに越したことはないさ」


    「だけどさあ、本当に復活するのかなあ?そもそもなんで今なんだ?」


    するとカルラが苦笑交じりに言ったのだった。


    「決まっているだろう。お前に会うためさ」


    ガイウスはキョトンとした表情となった。


    「へ?……俺?……」


    カルラはあらためて大きなため息を吐くと、呆れた表情を浮かべて言ったのだった。


    「お前、特異点だろうが」


    ガイウスはようやく自らの特性を思い出したのか、納得の表情となったのだった。


    「ああ、そういうことか……なるほど。つくづく厄介な身体だな……」


    「まさか、忘れていたとはねぇ」


    またもカルラが呆れた顔で言った。


    ガイウスは口をとがらせて言った。


    「そんなこと言われても、だってしょうがないじゃないか。自分の特質とはいえ、俺には自覚があるわけじゃないし。回りが見て、そう感じるって程度のことなんだからさ」


    「なにを言ってんだい。自分の特質くらい、しっかり覚えておきな」


    カルラはそう言うと、静かにゆっくりと腰を上げた。


    「わたしは念のため棺を見に行くから、お前はしっかり解読に本腰を入れるんだよ」


    そしておもむろに踵を返すや、カルラは部屋を出ていったのであった。


    残されたガイウスは一人、またも膨大な資料群と対峙するのであった。
『Add To Library for easy reading』
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